2019.04.25

成年後見

立つ鳥跡を濁さず…

こんにちは。富山の行政書士法人 SRS結 片山です。

 

本日は死後事務についてお話しします。

 

先日、地域包括支援センターの方より「病状が思わしくない方がいるのですが、今後のこと(特に亡くなった後)について支援してほしい」とご連絡がありました。

 

後日、ご本人と死後事務についての契約書を交わしたのですが、それから数日後にご本人はお亡くなりになりました。

 

ご本人に会って間もなく亡くなられたため、気持ちの面での動揺はありましたが、死後事務の受任者として以下の件について執り行いました。

☑葬儀会社の手配、火葬立会い、死亡届の提出

☑相続人調査、相続人(数十年音信不通だったお子様3人)に対して郵便にてご連絡、引継ぎ

☑借家の退去手続(退去整理業者手配、大家さんとの折衝、立会い)

☑携帯電話の解約手続

☑自動車の廃車手続

☑入院費等の支払

☑各種保険証の返納

☑お墓の調査(隣の県に存在)、納骨 etc…

 

 

『身辺整理』と一言でいっても、執り行う事務は多岐にわたります。

 

身寄りのない方、親族が遠方にいらっしゃる方は、事前に第三者に一任しておくということも必要なのかもしれません。

 

これも、大事な「終活」のひとつですね。

 

お気軽にお問い合わせください。